高校2年生のうちの子が属するのは、公立のちょっとだけ強めの高校のサッカー部。そこに小学校の頃から、とにかく試合に出ることを目指してきたうちの子が入学し、1年の夏、3年生の先輩が抜けてから、スタメンを得てきた。インターハイ予選の予選も敗退した今、2年の夏が始まろうとしている。つまり、選手権の予選の予選が始まる。そんな中、チームの選手起用に変化が出てきた。
3年生最後の大会
リーグ戦はまだまだ続くのであるが、大会としては、この選手権が最後。3年生の先輩はこれを最後に引退する。インターハイ予選はスタメンフル出場であったうちの子が、多分スタメンではあるだろうという感じになっている。
先輩の台頭
怪我から復帰した選手2人に、これまで出場していなかった1人も同じポジションを争う選手として絡んできた。複数ポジションを兼ねる選手もいるので、競争率4倍というわけではないが、スタメンフル出場は望めなくなってきた。というか、現に最近の練習試合では途中交代するようになってきている。
また、先輩は直接、どうしたらスタメン出場できるかを監督先生に聞いたらしい。そこまでするか…するな、最後の大会なのだから。そして、出場が見えてきたのなら。うちの子にそんなメンタルは無いことはわかっているから、強いなと思う。
途中交代の種類
5月後半くらいから、後退する感じになってきているのだが、これまでは、うちの子がスタメンの後に下がると、他のポジションの選手がうちの子のポジションに入り、その選手がいた場所に交代選手がはあるパターンだった。つまり、その場合は、うちの子とスタメンを争うのは違うポジションの子ということになる。それが、直前のリーグ戦では、うちの子が下がった場所に新たに入った先輩がそのまま就いた。これ、明確に同じポジションを争う選手ということ。ああ、これは怖い。
同じポジションを争うということ
今でこそスタメンであるが、先輩がスタメンとなりうちの子が後半からの出場となる可能性もあるし、先輩がスタメンフル出場となる可能性もある。どうひいき目に見ても全国大会出場を目指すチームではない。だから、最後の大会ということで監督先生が思い出優先に振る可能性がないでもない。さあ、これから、選手権予選の予選が始まるが、うちの子の出場は、どうなるのだろう。リーグ戦との兼ね合いで、先生は選手起用を使い分けるということも考えられる。昨年度とは、起用方法が変わったと昨年の新チーム発足の段階でうちの子が言っていたので、昨年の例は参考にならない。
どうなるのかな?
3年生には出来るだけ出場機会を与えてほしいが、うちの子の出場機会もたくさん欲しいという希望もある。実力主義の競争と言いつつ、勝利至上主義ではないようなところがあるチーム運営なのは、現在のところ個人的には良い印象なので、きっと3年生の出場機会を確保しつつ、うちの子の納得もできる起用をしてくれると思う。皆が大満足するのは無理だが、3年生の不満は最小限となるやうな起用が良いな。
親としては余程の理不尽な起用でない限りどうすることもできないので、静かに見守っていこうと思う。